Pão de lóは、カステラの元と言われているお菓子。Ovarは、そのPão de lóで有名な街で、いたるところにPão de lóの専門店があり、ポルトガルの人でも、わざわざ遠くから買いに来る人がいるくらい。OvarのPão de lóは美味です。
そんなOvarの老舗のひとつを訪ねたとき、店のご主人が、その昔、日本のカステラ屋さんが訪ねてきたときの新聞の切り抜きを見せてくれました。ご主人は、日本のカステラが、何日たってもしっとりしているのが不思議だ、とおっしゃっていました。日本のカステラは、日持ちするお菓子というイメージが強いですが、ポルトガルのPão de lóは、生菓子に近く、そんなに日持ちしないのです。
日本でもPão de lóが食べたい、と思っていたところ、東京銀座の三越で「ハレノヒ」という半熟カステラのお店を発見。そのうち買ってみよう、などと思っていたのですが、残念ながらこの2月で撤退してしまったようです。お取り寄せなどはあるみたいですが、不精な私。わざわざお取り寄せするのは、いつになることやら。。。
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