Sunday, October 30, 2011

Bacalhau com todos

"Bacalhau com todos" (codfish with everything) は、ポルトガルのbacalhau(干し鱈)料理の一つです。
料理と言っても、bacalhau(干し鱈)を他のもの(couve português(ポルトガルキャベツ)、じゃがいも、人参)と一緒に塩ゆでしたものに、ゆでたまごを添えて、azeite(オリーブオイル)をかけていただくだけの、シンプルなものです。

ポルトガルでは、塩ゆでした食材にオリーブオイルをかけるだけ、という食べ方が多いのですが、食材そのものの味が楽しめて、かつ手間がかからず、おそらく健康にもよい、一石二鳥ならず三鳥の食べ方では、と思います。

Saturday, October 29, 2011

De boas intenções está o inferno cheio

ポルトガルのことわざに、
"De boas intenções está o inferno cheio."
というのがあります。
"o inferno"は「地獄」、"cheio"は「満ちている」という意味で、直訳すると「地獄は"boas intenções" 『良い意図・意志(善意)』で満ちている」です。つまり、地獄に行く人の中には、善意を持った人がたくさんいるということになりますが、なぜ良い心を持つ人が地獄に行かなければならないのでしょう?
このことわざは、考えているだけではだめで、意志を実行に移して、良い行いをしなければ意味がない、ということを表しているそうです。

耳が痛い。。。

Friday, October 28, 2011

Pão de ló - São Luiz

先日、OvarのPão de lóの老舗São Luizに行ったところ、8月に長崎の松翁軒の社長さんが訪ねていらしたとのことで、店のご主人が写真などを見せてくださり、実はブログもあると言って名刺をくれました(上のリンク)。

松翁軒は創業天和元年(1681年)。São Luizは創業1781年なので、松翁軒の方が100年歴史が長いのですね。

Thursday, October 27, 2011

Barro

日本でも土鍋が見直されていますが、ポルトガルにもbarroといわれる焼きもので作られた鍋があります。
中でも、ご飯(arroz)を炊くように作られたbarroはとてもユニーク。底面は小さな円形で、上の方は扁平に広がっています。大きな開口部から余分な水分を飛ばしつつ、細長く高い側面によって保温性を保つのだそうです。ちなみに、ご飯用のbarroは、オーブンにいれて使います。
この形の機能性の説明は、納得できるようなできないような、なのですが、このbarroでご飯とを炊くと本当においしい。たっぷりのオリーブオイル(azeite)でみじん切りにした玉ねぎやマッシュルーム、パプリカ、トマトなどを炒めたものに、米と水と加えてオーブンに入れ、水分が飛んだら出来上がり。お焦げのようになった表面のおいしさはなんとも言えません。

barro para cozinhar arroz - 1
barro para cozinhar arroz - 2

Wednesday, October 26, 2011

Caqui

秋になり、ポルトガルでもCaqui(柿)を見かけるようになりました。が、ポルトガルの人は、熟れきって傷む寸前の柿を食べます。
日本人の私としては、スプーンで食べるような熟れた柿ではなく、食べごろの柿を包丁で皮をむいて食べたい。。。
というわけで、「日本人はそんなverdeな柿を食べるの?」と言われながらも、「verdeって言ったってもう緑じゃなくてオレンジ色じゃない」とつぶやきつつ、熟れきった柿に食べごろの柿をひとつまぜてもらって家に帰りました。
が、ひとくち口に入れて、後悔。。。すぐに吐き出しました。そう、ポルトガルの柿は、甘柿ではなくて、渋柿なのでした。。。

ちなみにverdeは緑のことですが、若いとか未熟なことを指す場合にも使います。

Saturday, October 22, 2011

Abóbora-menina ou abóbora menina

ポルトガルの国営放送RTPの朝の番組Bom Dia Portugalの中に、Bom Portuguêsというコーナーがあります。ポルトガル人でも間違いやすい言葉を取り上げて、正しいスペルや発音を紹介するものです。特にブラジルとの協定による新正書法の導入によって、何が変わって何が変わらないのかを説明しています。

今週の月曜日(10/17)には、"abóbora-menina"(かぼちゃの種類)が取り上げられていました。
Com o A.O. (Acordo Ortográfico) como se escreve? - "abóbora-menina" ou "abóbora menina".

もちろん。。。前日の記事はこれを見て、直しました。

Friday, October 21, 2011

Abóbora-menina

abóbora-menina(少女のかぼちゃ、かぼちゃの女の子)は、かぼちゃの種類です。
ポルトガルのかぼちゃは、皮がオレンジ色で、日本のかぼちゃより水っぽいのですが、abóbora-meninaは、比較的身が締まっていて、スープにした時にしっかりした舌触りになります。

ポルトガル語の食べ物には、おばあちゃんが登場したり、女の子が登場したり、面白いですね。

Thursday, October 20, 2011

Sopa de Peixe e Camarão

Sopa de Peixe e Camarãoは「魚とエビのスープ」。ポルトガルの典型的な魚のスープの一つで、ぜひ食べてみる価値のある一品です。

魚の頭とエビからだしをとって、にんにく、玉ねぎ、ポロねぎ、ニンジン、ジャガイモ、トマトをオリーブオイルでじっくり炒めたものとあわせて煮込み、ミキサーにかけて出来上がったスープに、だしをとった魚とエビの身を戻し、コリアンダーを加えて出来上がりです。塩とpiri piri(唐辛子)だけの味付けとは思えないほどの絶品。濃厚でクリーミーなスープは、主菜としてもいただけます。

Tuesday, October 18, 2011

O Português

私のポルトガル人の知人はときどき耳をかきます。はじめは個人の癖だと思っていたのですが、町中でもときどき見かけるので、ある日聞いてみました。「ポルトガル人は耳をかくのが好きなの?」
すると、知人から、Herman José というコメディアンの番組 "Herman Enciclopédia" の一節 "O Português" を紹介されました。
ユーモアたっぷりにかなり誇張していますので、ご覧になる場合は、げっそりせずに笑って見てください。ただ、耳のかき方はこの通りかもしれません。日本人も耳かきが好きだと思いますが、ポルトガルの人の耳かきは大胆で、指で思いっきりかきます。。。

この番組は、ポルトガルの国営放送RTPで放映されたシリーズで、高い人気を誇ったようです。自分たちの癖をユーモアたっぷりに皮肉って、大笑いして見れるポルトガルの人々はとても懐が深いな、と思ってしまいました。ちなみに、科学者(探検家?)に扮しているのがHerman José です。

O Bacalhau quer alho

O Bacalhau quer alho 「バカリャウ(干し鱈)はにんにくが好き」は、1996年のSaúl Ricardo(サウル・リカルド)の大ヒット曲です。
Saúl Ricardoは1987年生まれ。この曲がヒットした時はまだ9歳でした。今日本でも人気がでているMiguel Guerreiro(ミゲル・ゲレイロ)よりも幼かったことになりますが、歌唱力は抜群です。

この曲は今でもポルトガル人の間ではよく知られていて、皆が集まって酔っぱらったときなどに歌ったりするようです。ただ "quer alho" を早口で言うと、別の言葉に聞こえてしまうようで、それもお酒の場での話題を提供しているようです。

Monday, October 17, 2011

Nomeação para Inscrição na Lista Representativa do Património Cultural Imaterial da Humanidade UNESCO

Lisboa(リスボン)のPastéis de Belémで久しぶりにPasteis de nata(エッグタルト)を購入しました。カウンターで熱々を2ついただき、その他に一人3つずつお土産に。。。といっても、帰りの電車で2つずつ食べてしまい、残りも翌朝の朝食代わりにいただいて終わり。Pastéis de BelémのPasteis de nataは、いくらでも食べられてしまいます。。。

さて、持ち帰り用の箱を見ると、Fado(ファド)がUNESCOの無形文化遺産(Património Cultural Imaterial da Humanidade )にノミネートされているとか。。。QRコードが印刷されていて、YouTubeへのリンクが張られていました。

Sunday, October 16, 2011

Pano de cozinha ao ombro

ポルトガルの人は、細長くたたんだ布巾(pano de cozinha)を肩にかけて料理をします。布巾はもちろん食器を拭くのにも使いますが、料理中は、鍋つかみとして大活躍します。オーブンから熱々の皿や鍋を取り出したり、火にかかった熱い鍋を移動したり。。。そして、用が済むとまた肩にひょいとかけます。

Saturday, October 15, 2011

Pão da Avó

Pão da Avó は、「おばあちゃんのパン」という名前のパンのこと。小麦粉とライ麦粉の素朴なパンで、どんな食事にもあいます。

Friday, October 14, 2011

Peru

ポルトガル語で七面鳥はPeruといいます。この名前は、国名のPeru(ペルー)が起源と考えられており、七面鳥がペルーから伝わった鳥だからと言われています。
対して英語で七面鳥はTurkeyです。Turkeyは国名のトルコのことですが、もともとトルコに生息する別の鳥と類似していたために混同され、この名前が使われることになったとか。

いずれにしてもひとつの鳥が、複数の国名で呼ばれているのは、面白いですね。

Thursday, October 13, 2011

Bolacha Americana

AveiroにはBolacha Americanaを売るスタンドがあります。
Bolacha Americanaは、文字どおりには「アメリカン・クッキー」ですがワッフルのこと。日本では、「ベルギー・ワッフル」ということが多いですが、ポルトガルにはアメリカ経由で入ってきたのでしょうか。。。

Wednesday, October 12, 2011

Açorda

Açorda(アソルダ)は、典型的なポルトガル料理のひとつで、レストランでも食べられます。が、もともとは食糧難のときに固くなってしまったパンを食べる方法として考えられたもののようです。

基本的には、雑炊と同じで、食材を煮込んだスープに(ご飯ではなく)砕いたパンを加え、卵でとじます。スープはしっかり煮込むこと、卵を加えた後は煮込まず、すぐに出来立てを食べることがポイントです。

先日、うちにも固くなってしまったパンがあったので、Bacalhau(バカリャウ、干し鱈)を使ったアソルダを作りました。手元のレシピは、玉ねぎとたっぷりのAzeite(オリーブオイル)で干し鱈を煮込んだだけのシンプルなものでしたが、残り物のマッシュルーム、パプリカ、コリアンダーを加えてみました。
残り物で手軽にできて、美味しい一品。ぜひお試しください。

Monday, October 10, 2011

Natas do Céu

Natas do Céu (Cream of the sky/heaven) - 「天国のクリーム」は、ポルトガルの伝統的なデザートの一つです。
作り方はとても簡単で、生クリームと卵白を混ぜたクリームを、砕いたビスケットと層にして重ねた上に、卵黄にシロップを混ぜて作ったクリームをトッピングするだけ…ですが、とても美味しいです。ビスケットにはマリービスケットを使うレシピが多いようです。

Sunday, October 9, 2011

Torre dos Clérigos

Torre dos Clérigos
Torre dos Clérigos(クレリゴスの塔)は、Porto(ポルト)のシンボル的な建造物です。Sao Bento(サン・ベント)駅からPraça da Liberdade(リベルダーデ広場)に続く道を上ったところにあります。

Friday, October 7, 2011

Praça da Liberdade no Porto

Noite na Praça da Liberdade
Porto(ポルト)のPraça da Liberdade (リベルダーデ広場)は、ポルトの町の中心で、何かあると人々が集まるところです。FCポルトが優勝すればここに集まり、デモがあればここに集まります。
そんなリベルダーデ広場も、何もない夜は人もまばら。観光客がオープンカフェでビールを飲んでいるくらいです。


Thursday, October 6, 2011

Estação do Porto

Estação de Porto - São Bento
Porto (ポルト) São Bento(サン・ベント)の駅舎は、石造りの重厚な外見も素晴らしいですが、駅舎の中の華やかなAzulejo(アズレージョ、ポルトガルのタイル)は目を見張ります。天井にかかれたDouro(ドウロ)とMinho(ミーニョ)の文字は南北の地域を表し、方角を示しています。

ポルトガルでは、こういった歴史的な建物が日常的に使われています。

Wednesday, October 5, 2011

Dia da Implantação da República

今日10月5日はポルトガルの共和制樹立記念日(Dia da Implantação da República)です。

1910年10月5日に起こったクーデターにより、ポルトガルでは王政が廃止され共和制に移行しました。時の王でポルトガル最後の王Manuel II(マヌエル2世)は追放されイギリスに亡命。また共和制への移行により教会も権力を失いました。

マヌエル2世は、1908年に時の王であった父親と王位継承者の兄が暗殺されたことにより、突然王位を継承することになりました。マヌエル2世は、王位継承者としての教育をうけていませんでしたが王政の立て直しに邁進したものの、わずか2年後のクーデターにより失脚しました。しかし亡命後もポルトガルに対する愛国心は変わらず、マヌエル2世は"O Patriota" (愛国王)とも呼ばれています。
マヌエル2世の遺体は、Salazar(サラザール)が統治するポルトガルにもどりリスボンに埋葬されています。

Tuesday, October 4, 2011

Azulejo numa ponte em Aveiro

Azulejo numa ponte em Aveiro
Aveiro(アヴェイロ)には、学生が作ったazulejo(アズレージョ、ポルトガルのタイル)が埋め込まれた橋があります。

"O dia de um estudante" - ある学生の一日。
 7:00  「アーア」
10:00 「あとどれくらいでチャイムが鳴るんだろう?」
13:20 「やった。お昼ご飯だ。」
16:00 「テストが返ってくる。。。」
18:00 「どうやって親に説明しよう?」
21:00 「ごたごたも終わったし、出かけるか!」

Monday, October 3, 2011

Verão no outono

ポルトガルでは各地で真夏のような天気が続いています。
ニュースでも "Verão no outono" (秋の夏)や "Praia no outono" (秋のビーチ)といったタイトルを目にします。
"Tempo quente e prias cheias fazem esquecer a crise." - 「暑さと人であふれたビーチは危機を忘れさせる。」のだそうです。

Sunday, October 2, 2011

Manhã escura

às 7h00 da manhã em Lisboa 
「スペインはヨーロッパの西に位置するにもかかわらず中央ヨーロッパ時間CET (Central European Time) を採用しているので朝が暗い。だから、朝寝坊が多い。」と、ドイツに住むスペイン人の知人が言っていました。
対してポルトガルは、ヨーロッパ大陸の国で唯一グリニッジ標準時GMT (Greenwich Mean Time) を採用している国です。スペインの西部の地域と経度はあまり違いませんが、一時間遅く朝を迎えます。スペイン人の説に従えば、早起きが多いはず。。。ですが、どうでしょうか。。。

ポルトガルは比較的緯度が低いにもかかわらず、ヨーロッパの他の国と同様、夏時間を採用しています。スペインほどではないですが、日の出とともに目を覚ましたい日本人にとっては、夏にも関わらず朝が暗い。。。と思ってしまいます。
緯度が低い南欧の国に、夏時間なんているのかしら、というのが正直な感想です。