Thursday, June 30, 2011

Magro

"magro"。 聞くたびになんだか笑ってしまいます。
"magro" と聞くと、いつもマグロを思い浮かべてしまうのですが、"magro" はやせているという意味。マグロとは正反対のイメージです。

ちなみに太っているは、"gordo" と言います。

Tuesday, June 28, 2011

Terça-feira

今日火曜日はterça-feira。3番目の市の日です。
3番目はポルトガル語では "terceiro(a)"。なぜterceira-feiraではなくて、terça-feiraなのでしょう?
ポルトガル人の知人に聞くと、別の質問が返ってきました。
「なぜprimeira-feira(一番目の市)がなくて、segunda-feiraから始まるのだろう?」

Monday, June 27, 2011

Feira

ポルトガル語の曜日には、週末を除いて、「月」や神の名前などは出てきません。
月曜日から金曜日は、順に、
segunda-feira,terça-feira, quarta-feira, quinta-feira, sexta-feira
です。
feiraは市場といった意味の言葉。直訳すると、2番目の市、3番目の市、4番目の市、5番目の市、6番目の市です。
昔は曜日に合わせて市が立っていたのでしょうか。。。

Friday, June 24, 2011

Corpus Christi e São João do Porto

昨日6月23日は、Corpus Christi(聖体の祝日)。ポルトガルでは国の祝日です。
Corpus Christiは、Páscoa(復活祭)の60日後、三位一体の日曜日の次の木曜日に祝われます。
この日は、名前の通り聖体をあがめるおごそかなProcissão de Corpus Christi(聖体行列)が、街を歩きます。

そして、今日6月24日は、Portoでは、São Joãoの祭日です。この日Portoではとても賑やかなお祭りがおこなわれます。人々はプラスチックのハンマーを手に、互いの頭を叩きあいます。このプラスチックのハンマーも、かつてはポロねぎとレモンバームだったとか。面白いお祭りです。

Thursday, June 23, 2011

Não posso falar Português

知人の家で留守番をしていた時のこと。知人が家事をお願いしている女性が家に来ました。知人から「ポルトガル語がわからなくてよかったね。彼女はおしゃべり好きだから、ポルトガル語が話せたら、話が止まらないよ。」と言われていた私は、彼女と挨拶を交わすと、彼女がおしゃべりを始める前に言いました。"Não posso falar Português." 「私はポルトガル語が話せません」
外出から帰ってきた知人にその話をすると、「ポルトガル語を話すのを禁止した覚えはないけど。」と言われてしまいました。そう。本当は、"Não sei falar Português."  「私はポルトガル語が話せません」と言わないといけなかったのです。

日本語で言うと同じ「できない」も、ポルトガル語では、「できない」理由によって使い分けなければなりません。"posso (poder)" は「状況としてできる」、"sei  (saber)" は「能力・知識としてできる」、さらに "consigo (conseguir)" は「努力してできる」場合に使います。

日本語で話すときには、ほとんど意識していない「できない」理由。ポルトガル語で話すときには「できない」理由を考えなければなりません。言語は思考を左右するのだな、と思います。

Wednesday, June 22, 2011

A manga não é Manga

「マンガ」は、最近ではいろいろな国でそのまま"Manga"と言われることが多くなりました。ポルトガルでも同じ。日本通の人には"Manga"で通じます。ですが、ポルトガル語には、もともと"manga"という単語があります。「袖」という意味です。ですので、文脈によって、"manga"の意味を判断しなければなりません。

ちなみに、ポルトガル語で漫画は"Banda desenhada"と言います。

Tuesday, June 21, 2011

Pimenta

Pimentaは、Pimentoの女性形…ではなく、胡椒のことです。

Monday, June 20, 2011

Pimento

Pimentoは、ポルトガル語でピーマンまたはパプリカのこと。
ピーマンは、ポルトガルでは消化がよくないといわれていて、夜に食べるのを避ける人もいます。

Sunday, June 19, 2011

Dia do Pai

日本では6月の第3日曜日の今日6月19日が父の日ですが、ポルトガルの父の日は3月19日。
母の日と違って、日付固定です。

Saturday, June 18, 2011

Praia artificial

今週水曜日(6月15日)に、ポルトガル内陸部の町Mangualdeに人工の海水浴場がオープンしました。
ヨーロッパ初の人工ビーチだそうです。

Thursday, June 16, 2011

Eu nasci para cantar

エステー消臭力のCMで歌うポルトガル人の男の子の一人Miguel Guerreiro(ミゲル・ゲレイロ)は、"Uma Canção para Ti"という8歳から15歳の子供の歌のコンテスト番組の初回(2008年)の優勝者。現在12歳のプロの歌手です。
そんなMiguel Guerreiroの最新アルバム(2010年11月発売)のタイトルは"Eu nasci para cantar"。 「僕は歌うために生まれた」という意味です。

Wednesday, June 15, 2011

Cantores de Portugal

震災後に目にするようになったエステーの消臭力のCM。Lisboa(リスボン)の街並みを背景に、ポルトガルの人が歌を歌っています。

エステー宣伝ドットコムによれば、リスボンでの撮影は震災後に急遽決まったそうですが、リスボンが1755年の大地震からの復興を遂げた町であるということは、後から知ったそうです。エステーの特命宣伝部長の方は「なにか大きな力を感じてしまいました」と書かれています。

Tuesday, June 14, 2011

Sapato de vidro

"Sapato de vidro" は、文字通り「ガラスの靴」。靴下と違って、特別な意味はありません。

Monday, June 13, 2011

Meias de vidro

"Meias de vidro" は、文字通りには「ガラスの靴下」ですが、実は「ストッキング」のこと。面白い表現です。

Sunday, June 12, 2011

Sardinha assada

この時期、ポルトガルでは、各地で聖人を祝う祭りがおこなわれています。
Lisboa(リスボン)のSanto António、Porto(ポルト)のSão Joãoなど、それぞれの町の聖人を祝います。

この祭りにかかせない食べものは、 Sardinha assada。焼いたイワシです。

Saturday, June 11, 2011

Dia de Portugal

昨日6月10日は、Dia de Portugal (ポルトガルの日)。ポルトガルの詩人Camõesの命日です。

Wednesday, June 8, 2011

Tótó

"Tótó" とはポルトガル語で「おたく」のことです。

Monday, June 6, 2011

Depois do José Sócrates

昨日6月5日に行われた選挙で与党が敗北。José Sócrates前首相が党首を辞任しました。
が、これからが本番。行方を見守りたいものです。

Saturday, June 4, 2011

Eleição da Assembleia da República

明日6月5日は、ポルトガルの総選挙の日です。
辞任したJosé Sócrates(ソクラテス)前首相率いるPS(社会党)と、Pedro Passos Coelho (コエリョ)氏率いるPSD(社会民主党)の争い。国民はどういう選択をするでしょうか。。。

Friday, June 3, 2011

Catana

日本語からポルトガル語に取り込まれた言葉の一つに"Catana"があります。
日本の刀とは少し異なり、海賊が使いそうな短剣を指しますが、十分意味は保持されていると言えるのではないでしょうか。。。

Thursday, June 2, 2011

Sumo

ポルトガル語と日本語には、相互に取り入れられた言葉がたくさんありますが、中には発音は似ていても、まったく意味が異なるものもあります。
そのひとつがSumo。相撲とはまったく関係なく、ジュースのことです。

Wednesday, June 1, 2011

Está quentinho

この季節にしては暑いある日のこと。エレベータに乗り合わせたご婦人が言いました。
"Está quentinho." 「とても暑いわね。」

"Está quento." は、"It is hot." - 「暑い」
"Está quentinho." は、"It is very hot." - 「とても暑い」です。

"-inho" という接尾辞は縮小辞。本来なら「『少し』暑い」という意味になりそうですが、「『とても』暑い」になります。
ただし、縮小辞を強調の意味で使えるのは、文脈次第。
天気の場合、本当はこんなに暑くはない季節なのに、つまり、もっと"quentinho" であっていい季節なのに、とても暑かった、というときに、"Está quentinho." は、「とても暑い。」という意味になるそうです。したがって、とても暑いことが当然の真夏には、"Está quentinho." とは言わないそうです。

いわば反語的ということでしょうか?