Friday, January 27, 2012

Umbigo de laranja

Umbigo de laranja
オレンジの底の部分がとても面白いので眺めていると、
「ポルトガル語では "Umbigo de laranja" (オレンジのへそ)と言うんだ。」
と教えられました。たしかに、あまり目立たないものから、出べそまで個性豊かですが、どれも本当におへそみたいです。

で、ふと、日本語でなんというのだろう、と考えてみると、思い当たらない。。。へたの反対側?
調べてみたら「果頂部」というらしい。ひとつ勉強になりました。

ちなみに、umbigoが果頂部に対する正しい訳かどうかは。。。わかりません。

Thursday, January 26, 2012

Pantera Negra

"Pantera Negra" ピンクパンサーならぬブラックパンサー(黒豹)は、ポルトガルの国民的英雄、モザンビーク(1975年までポルトガル領)出身の元サッカー選手Eusébio(エウゼビオ)の愛称です。

昨日(1/25)はEusébioの70歳の誕生日で、各局が、"Parabéns Eusébio"(お誕生日おめでとう、エウゼビオ)というニュースに時間を割き、著名人の祝福の言葉とあわせて、1966年のワールドカップでの活躍ぶりや、当時のモザンビークの様子などが流されました。

昨年暮れにEusébioが肺炎にかかったときも大きなニュースになり、退院した時には各局が退院を祝うニュースが繰り返し流されたばかり。。。

Eusébioという人は、本当にポルトガル人にとってヒーローなのですね

Saturday, January 21, 2012

Aqui Nasceu Portugal

"Aqui Nasceu Portugal" --- 「ここにポルトガル誕生す」
Guimarães(ギマランイス)の町の城壁に刻まれている言葉です。

ポルトガル北西部に位置するGuimarãesはポルトガル誕生の地と言われる歴史の古い町で、UNESCOの世界遺産にも登録されています。今年2012年は、このGuimarãesが、Capital Europeia da Cultura(欧州文化首都)に指定されており、Guimarães 2012としていろいろな観光・文化イベントが行われています。

Friday, January 20, 2012

SOPA e PIPA

先日18日には、アメリカのSOPAとPIPAの法案への反対運動として、Wikipediaをはじめとする多くの英語サイトが24時間のBlackoutとという形で抗議を行いました。インターネットから自由な情報がなくなったらどんなに不便か、ということを広く身をもって体験してもらい、反対活動の輪を広げようというのが狙いです。SOPAとPIPAは、基本的には著作権保護のための法案ですが、著作権保護から拡大して、表現の自由を侵しかねない、というのが、これらの抗議活動の賛同者の懸念です。
ある報道番組で「これはエンターテイメントビジネスのロサンゼルスとテクノロジーのサンフランシスコ(シリコンバレー)の闘いである」というコメントをしている人がいましたが、なかなか的を射たコメントだな、と思いました。

ところで、これ自体は真面目なニュースですが、ポルトガルでこのニュースを聞いていると、思わず笑ってしまいます。なぜなら、SOPAとPIPAは、ポルトガル語でそれぞれスープとワインの樽のことだからです。「スープとワインの樽が、インターネットの表現の自由を奪う」状況って、どういう状況だろうと、想像が膨らみます。

Tuesday, January 10, 2012

Xarope de Cenoura

迂闊にも年末に風邪を引き、咳が止まらなくなってしまったので病院に行きました。とりあえず肺には異常ないといわれてひと安心。
そこで、お医者様からのどによいと勧められたのが、Xarope de Cenoura(人参のシロップ)。

作り方は簡単で、人参を細かく切って、その上に砂糖を砂糖を振りかけてしばらく置くだけ。自然にシロップが出てくるので、それをスプーン一杯、毎食前と寝る前に舐めるのです。この人参のシロップは、ポルトガル人の間では常識のようです。

おかげさまで、私の咳はだいぶんよくなりました。

Monday, January 9, 2012

Boas Festas

クリスマスから新年にかけて、ポルトガルではBoas Festasという言葉を耳にします。クリスマスと新年をあわせて「良い祝日を」という感じでしょうか。。。
ただし、年が明けてからも、1月6日のDia de Reis(Kings' Day---イエスの誕生を祝福しに来訪した東方三賢人の日)または公現祭(イエスの降誕の日)までは、クリスマスの飾り付けは残ったまま。Dia de Reisの後、やっとクリスマスシーズンが終わります。
ただ、ポルトガルの人はそんなに長く休暇をとるわけではなく、クリスマスシーズンと言っても、その間で会社などが休みになるのは、クリスマスイブ前日の午後からクリスマス当日と、1月1日だけというのが一般的。日本と違って振替休日という考え方もないので、今回のように、クリスマスも元旦も週末だったりすると、ほぼ通常の日々と変わりません。南欧の人たちは、怠け者に思われがちですが(私だけの印象かもしれませんが)、実際には働き者だなぁと思います。

ところで、ポルトガルでは、クリスマスは家族で過ごすのが一般的。クリスマスイブには、Bacalhau de Natal Cozido (干し鱈(バカリャウ)をゆでたもの)を食べ、クリスマス当日は、羊(Carneiro)や七面鳥(Peru)を食べます。そして、家族全員でのプレゼント交換。我が家では、各自が用意したプレゼントをかごに入れ、一つずつ取り出して、順番に開けていきます。誰が誰に何をあげたかがすべてわかるので、プレゼント選びも気が抜けません。