Thursday, May 17, 2012

Varinha mágica

使っていたハンドミキサー(ブレンダー)の調子が悪くなってきたので、新しいものを調達することにしました。

これまでポルトガル語の名称を知らずに使っていたのですが、調べてみると、ハンドブレンダーはポルトガル語では "varinha mágica"。文字通り訳すと「魔法の杖(英語では "magic wand")」。なんとも可愛らしい名前です。

ちなみに、ジュースを作るようなミキサーは"liquidificador"。"liquidificar"(英語では "liquidize")という動詞からきていて、あえて訳すと「液状化器」。フードプロセッサーは"picadora"。これは "picar"(英語の"mince")という動詞からきていて、英語の"mincer"と同じで「(肉)挽き器」。機能がそのまま名前になっています。

可愛らしい名前が付いているのは、ハンドブレンダーだけのようです。

Tuesday, May 15, 2012

Umbigo de fora

知人から、ちょっと汚いスラングを、日本語で何と言うのか聞かれることがあるのですが、いつも答えに困ってしまいます。
同じような状況で使われる卑語はもちろんあるけれど、それが例えば英語の"Son of a bitch!"に対応する言葉なのか、というと、なんか違うと思ってしまうのです。
ポルトガル語には、ほぼ文字通り対応する表現があります -- "Filho da puta!"

英語の"Son of a bitch!"にしてもポルトガル語の"Filho da puta!"にしても、母親を卑しめている。。。日本語でそんな表現あったっけ?「親の面が見たい」とかはいうけれど、使われる状況が違うし。。。
などと悩んでいたら、「日本語には汚い表現はないんだよね。」とからかわれてしまいました。

で、思い出しました!子供同士のケンカで「お前の母さんでべそ」などということがあったっけ。。。
そこで、母親を卑しめる言葉は「でべそ」だと言ってみたところ、大爆笑!(でべその方、ごめんなさい)

が、その後インターネットで調べてみると、諸説によれば、日本語のはやし言葉も「でべそ」そのものを指していたわけではなく、"bitch"だということを意味していたらしい。。。とすれば、大爆笑どころか、まさに対応表現?

"Filho de uma mãe com o umbigo de fora!"


でべその方、お気を悪くされたらごめんなさい。。。

Sunday, May 13, 2012

Procissão a Santa Joana Princesa

昨日5月12日はAveiroの祝日(Dia da Cidade)
Procissão a Santa Joana Princesa(聖ジョアンナ王女の行列)が、大聖堂から街の中心街に向かって、石畳の上に青草を敷き詰めた上を通っていきました。
通りの建物の窓からは、ときどき紙吹雪が。。。
華やかなバンドの演奏もありましたが、カーニバルとはまた一味違う、おごそかな行列でした。

Saturday, May 12, 2012

100 anos da República

Selo Ceres
郵便切手を購入したら、始めてみるデザインのもの。共和国100年の記念切手でした。

ポルトガルが共和制に移行したのは1910年10月5日。ですので、今年2012年は共和国誕生102周年。記念切手は2年前のものでした。

この切手に描かれているCeres(ケレス。ローマ神話の神)は、共和制移行後の1912年から1945年までに発行された切手でも、体制の変更の象徴として使われていたらしい。その前には、共和制移行後も、国王マヌエル2世(D. Manuel II)の肖像が共和国の文字とともに使われていたそうです。

Sunday, May 6, 2012

Sobreiro

Sobreiro no Jardim de Serralves

Casca do sobreiro
ポルトガルはコルクの生産量世界一。。。だけあって、ポルトガルのワインの栓はほとんどが本物のコルク。ポルトガルでは他にも、コルクでできた財布やカバン、コート(これは稀ですが。。。)なども見かけます。
コルク製品は、コルク樫(sobreiro)の樹皮を帯状にはいで、これをくり抜くか、その残りを圧搾したもの。ワインの栓などはくり抜いたコルク、コースターなどは圧搾したコルクでできています。

ポルトにあるJardim de Serralves(セラルヴェス公園)でsobreiroの木を見かけました。観賞用なので樹皮ははがされていませんが、表面を見ると、コルクだというのが分かります。


Thursday, May 3, 2012

Já estamos em Maio!

このところ雨の日が続いています。日が射していたと思っても、何時間かすると土砂降りの雨。冬の干ばつで苦しんだ農家の人にとっては嬉しい雨なのだとは分かっていても、やはりすっきり晴れた日が恋しい。
ここポルトガルでは春は雨の多い季節のようで、「4月は雨が多い」というようですが、「もう5月なのに!」と言いたくなります。

Abril, águas mil -- mas já estamos em Maio!

Wednesday, May 2, 2012

Comunicar a cor

Sabia que foi um português quem inventou o Código de identificação de cores para os Daltónicos? -- 色覚障害者のためのカラー識別コードを開発したのがポルトガル人だって知っていましたか?

昨日(5/1)のRTPの30 MinutosというTV番組のエピソードのトピックの1つ。
ColorADDは、シンプルな図形によって色を表すことができるようにしたもので、色の三原色(青、赤、黄)と白黒の図形を組み合わせることによって、パレットで絵具を混ぜるように色を表現することができるらしい。まるのある可愛らしいデザインで、かつとてもシンプル。簡単に覚えられそうです。
ポルトガルでは、昨年の10月からポルト市内の地下鉄の路線図で使われていたり、今年の3月から郵便局がColorADDをあしらった切手を販売したりしているそうです。まだ見たことがないので、気をつけて見てみようと思います。