クリスマスから新年にかけて、ポルトガルではBoas Festasという言葉を耳にします。クリスマスと新年をあわせて「良い祝日を」という感じでしょうか。。。
ただし、年が明けてからも、1月6日のDia de Reis(Kings' Day---イエスの誕生を祝福しに来訪した東方三賢人の日)または公現祭(イエスの降誕の日)までは、クリスマスの飾り付けは残ったまま。Dia de Reisの後、やっとクリスマスシーズンが終わります。
ただ、ポルトガルの人はそんなに長く休暇をとるわけではなく、クリスマスシーズンと言っても、その間で会社などが休みになるのは、クリスマスイブ前日の午後からクリスマス当日と、1月1日だけというのが一般的。日本と違って振替休日という考え方もないので、今回のように、クリスマスも元旦も週末だったりすると、ほぼ通常の日々と変わりません。南欧の人たちは、怠け者に思われがちですが(私だけの印象かもしれませんが)、実際には働き者だなぁと思います。
ところで、ポルトガルでは、クリスマスは家族で過ごすのが一般的。クリスマスイブには、Bacalhau de Natal Cozido (干し鱈(バカリャウ)をゆでたもの)を食べ、クリスマス当日は、羊(Carneiro)や七面鳥(Peru)を食べます。そして、家族全員でのプレゼント交換。我が家では、各自が用意したプレゼントをかごに入れ、一つずつ取り出して、順番に開けていきます。誰が誰に何をあげたかがすべてわかるので、プレゼント選びも気が抜けません。
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