先日18日には、アメリカのSOPAとPIPAの法案への反対運動として、Wikipediaをはじめとする多くの英語サイトが24時間のBlackoutとという形で抗議を行いました。インターネットから自由な情報がなくなったらどんなに不便か、ということを広く身をもって体験してもらい、反対活動の輪を広げようというのが狙いです。SOPAとPIPAは、基本的には著作権保護のための法案ですが、著作権保護から拡大して、表現の自由を侵しかねない、というのが、これらの抗議活動の賛同者の懸念です。
ある報道番組で「これはエンターテイメントビジネスのロサンゼルスとテクノロジーのサンフランシスコ(シリコンバレー)の闘いである」というコメントをしている人がいましたが、なかなか的を射たコメントだな、と思いました。
ところで、これ自体は真面目なニュースですが、ポルトガルでこのニュースを聞いていると、思わず笑ってしまいます。なぜなら、SOPAとPIPAは、ポルトガル語でそれぞれスープとワインの樽のことだからです。「スープとワインの樽が、インターネットの表現の自由を奪う」状況って、どういう状況だろうと、想像が膨らみます。
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