Quinta Novaで昼食を終えた後、私たちは山を下りてQuinta de Marracosに向かいました。
山を下る道からの眺めの素晴らしいこと。途中、対岸のPinhãoの町と背後の葡萄畑が川面に映り込んで、なんともいえず幻想的。前日の夜、真っ暗な中通ったのは、こんなに素晴らしい景色の中だったのか、せめて片道は堪能しようと、目を凝らして道を下りました。
山を降りた後、川沿いのバーでポルト酒をいただいて一休み。地元の人に道を訪ね、ドウロ川沿いの石造りの建物を目指しました。
Quinta de Marracosは、4世代続く家族経営のワイナリーで、洗練された雰囲気のQuinta Novaとは、また違った家庭的な雰囲気を楽しみました。
広間はがらんとして寒いし、他にお客さんもいないからということで、私たちは、オーナー夫妻と一緒にキッチンの片隅のテーブルで食事をいただきました。昔ながらの窯のオーブンを使ったお料理は、家庭的だけど、とても美味しく、デザートも2種類いただいてすっかり満腹に。。。
こちらのオーナーは、リスボンの大学で化学の先生をしていたとか。今も、研究から完全に退いたわけではないそうですが、おばさんからワイナリーを相続し、先生業を引退し、看護師だった奥さんも看護師をやめて、ドウロ川沿いに越してきたそうです。
ちなみに、Quinta de Marracosのお客さんは、北ヨーロッパの人が多く、日本人のお客さんは初めてだったそうです。
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