Aniki Bóbóは、Manoel de Oliveira(マノエル・ド・オリヴェイラ)監督の最初の映画です。ポルトの下町を舞台にした作品で、紹介には、
"Uma guerra entre crianças, cheia de hipocrisia, egoísmo, que configura o mundo dos adultos."
「大人の世界を構成する、偽善と利己主義に満ちた子供たちの闘い」
と書かれています。
ストーリーも大変面白いのですが、1942年当時のポルトガルの暮らしが垣間見えるのも興味深い。たとえば、作品中、子供たちが「ケイドロ」に似た遊びをするのですが、夜暗くなってから遊んでいるのです。知人によれば、1980年ごろでも、子供だけで夜も外で遊んでいたとのこと。他のヨーロッパの国と同様、ポルトガルでも、学校への通学でさえ、親や祖父母が送り迎えをしている昨今と比べてなんと平和なことか。。。
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