Wednesday, October 5, 2011

Dia da Implantação da República

今日10月5日はポルトガルの共和制樹立記念日(Dia da Implantação da República)です。

1910年10月5日に起こったクーデターにより、ポルトガルでは王政が廃止され共和制に移行しました。時の王でポルトガル最後の王Manuel II(マヌエル2世)は追放されイギリスに亡命。また共和制への移行により教会も権力を失いました。

マヌエル2世は、1908年に時の王であった父親と王位継承者の兄が暗殺されたことにより、突然王位を継承することになりました。マヌエル2世は、王位継承者としての教育をうけていませんでしたが王政の立て直しに邁進したものの、わずか2年後のクーデターにより失脚しました。しかし亡命後もポルトガルに対する愛国心は変わらず、マヌエル2世は"O Patriota" (愛国王)とも呼ばれています。
マヌエル2世の遺体は、Salazar(サラザール)が統治するポルトガルにもどりリスボンに埋葬されています。

No comments:

Post a Comment