Wednesday, November 30, 2011

Fado é Património Cultural Imaterial da Humanidade

11月27日(日)に、Fado(ファド)がUNESCOの無形文化遺産として登録されることが決まりました。
2005年から時間をかけて進められてきた世界遺産への登録が満場一致で決まったというニュースで日曜日の午後はテレビもラジオも持ち切りで、国営放送RTPの夜の番組でもAna Moura(アナ・モウラ)などのFado歌手が歌を披露していました。

ちなみに、ロック歌手のPrinceは、Fadoの大ファンでFadoを聴くためにときどきLisboa(リスボン)を訪れているとか。Ana Mouraとは親交があり、ライブで共演もしているそうです。

Thursday, November 24, 2011

Tony Carreira

Tony Carreira(トニー・カレイラ)は、Mikael Carreira(ミケル・カレイラ)のお父さんで、ポルトガルだけでなく、フランスでもとても人気のある歌手です。

ちなみに、フランスはポルトガルからの移民が多い国。パリに住むポルトガル人の人口は、リスボンに次ぐといわれています。

Wednesday, November 23, 2011

Mickael Carreira

ポルトガルの知人に、日本で "Miguel Guerreiro(ミゲル・ゲレイロ)" が人気だという話をすると、大抵 "Mickael Carreira(ミケル・カレイラ)" と間違えられます。
Mickael Carreiraもポルトガルの若手の歌手です。若手といってもMiguel Guerreiroと比べたら大人の25歳。ラテン・ポップの歌手として活躍しています。
ちなみに、Mickael Carreiraは、お父さんも歌手。Mickael Guerreiroの方が知名度が高くても、不思議はありません。

Friday, November 18, 2011

Chega!

知人宅に招かれて食事をすると、「これはどう?」「あれはどう?」「もっと食べたら?」と勧められます。
食事は美味しいし、いろいろと試したいけれど、もうおなかがいっぱいで食べられない、というときに便利な表現があります。
"Chega!" (「シーガ」と発音します。)

"chega"はchegarという動詞の三人称単数現在形。chegarは「到着する(arrive)」という意味の動詞ですが、chegarには「十分である(be sufficient)」という意味もあり、この場合は後者の意味になります。
状況に応じて活用を変化させる必要もなく、誰に対しても使えるので、覚えておくととても便利な表現です。

食べすぎで後味の悪いものになっては、せっかくの美味しい食事も台無しですからね。

Tuesday, November 15, 2011

Não ha comboio

先日の11/11の聖マルティーニョの日に、ポルトガルでは国営鉄道CP(Comboios de Portugal)のストライキがありました。
16時以降は電車が動かないということで、14時頃あわてて駅に向かったのですが、すでに遠距離の電車はないとのことで、やむなく長距離バスを利用することに。。。長距離バスの乗り場は電車に乗れなかった人でごった返していましたが、意外と簡単にチケットを購入。「誰かがストライキを起こすと、別の誰かの収入が増えるのだな。」などとのんきなことを考えていましたが、電車であれば2時間ほどの距離を、4時間半かけて移動し、ぐったりしました。

知人からも、SMSが。。。"Não ha comboio." (There is no train)。

多くの人がストライキの影響を受けたようですが、幸いこのストライキは一日で終わったようです。

Friday, November 11, 2011

Dia de S. Martinho

今日(11/11)はDia de S. Martinho(聖マルティーニョの日)です。
その昔、雨の降る寒い日に、軍人であったマルティーニョが見回りをしていると、貧しい老人が道で凍えていました。哀れに思ったマルティーニョは、自らのマントを半分に裂いて、老人に差し出しました。すると、天気が急変し、雨が止んで夏のように暖かくなったと言われています。この奇跡が起こった日が11月11日でした。
聖マルティーニョの善行を記憶するため、この日には、人々は焼き栗を食べ、ワインを味わいます。
Comem-se castanhas e prova-se o vinho.
なお、この晩秋の合間の夏のような陽気はVerão de S. Martinho(聖マルティーニョの夏)とよばれています。

Monday, November 7, 2011

São Jacinto

アヴェイロ(Aveiro)の街の対岸の半島に、São Jacinto(サン・ジャシント)という小さな町があります。ここは漁業の町で、魚料理を出す店も並びます。
中でもRestaurante A Peixariaは人気のお店。いつも店の外まで順番待ちの人であふれています。
今年は残暑が長かったからかまだ鰯があるというので、先日、鰯の炭火焼(Sardinhas grelhadas)を食べに行きました。ポルトガルでは、魚は開いて焼くことが多いのですが、鰯は丸ごと塩焼きにします。食欲旺盛なポルトガル人は、大きめの鰯を一人5匹くらい軽く平らげてしまいます。
鰯もそろそろ季節は終わり。また来年の楽しみです。

Ovos moles de Aveiro - 2

私はポルトガルから日本へのお土産にはたいていOvos moles de Aveiroを買って帰り、毎回異なる友人・知人に差し上げているのですが、皆さんとてもおいしいといって食べてくださいます。
先日も飲食業界の舌が肥えた知人から「これは日本人の舌にすごく合うと思う」と太鼓判をもらいました。日本人が大好きな米粉が入っているからでしょうか。。。
残念ながら、あまり知られていないこのお菓子。ポルトガルを訪れた際にはぜひAveiro(アヴェイロ)に足を伸ばして食べてみてください。

Tuesday, November 1, 2011

Pinha grande


Pinha grande
ポルトガルでは暖炉の種火をつけるのに松ぼっくり(pinha)がよく使われます。
ポルトガルの松ぼっくりは、日本の松ぼっくりに比べてはるかに大きいので、薪に火がつくまで種火がしっかりもちます。