この季節にしては暑いある日のこと。エレベータに乗り合わせたご婦人が言いました。
"Está quentinho." 「とても暑いわね。」
"Está quento." は、"It is hot." - 「暑い」
"Está quentinho." は、"It is very hot." - 「とても暑い」です。
"-inho" という接尾辞は縮小辞。本来なら「『少し』暑い」という意味になりそうですが、「『とても』暑い」になります。
ただし、縮小辞を強調の意味で使えるのは、文脈次第。
天気の場合、本当はこんなに暑くはない季節なのに、つまり、もっと"quentinho" であっていい季節なのに、とても暑かった、というときに、"Está quentinho." は、「とても暑い。」という意味になるそうです。したがって、とても暑いことが当然の真夏には、"Está quentinho." とは言わないそうです。
いわば反語的ということでしょうか?
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