ポルトガル語の発音は、日本人には簡単だ、と言われます。
(特に)英語圏の人と比べて、ポルトガル語っぽい音に聞こえるようです。
初心者の頃は、そういっておだてられていい気になってしまいますが、生活していると、そんなことはない、ということを思い知らされることになります。
一番がっくりするのは、単純な「数」が伝わらなかったとき。
私がときどき行くパン屋では、頻繁に発生します。
「XXパンを3つ(três)ください。」と言うと、「10個(dez)?」と聞き返されます。
聞き返される場合はまだいいのですが、10個袋に詰め始めてしまうときもあります。
家人によれば、きっと3(três)のê(閉口音)が開口音になっているに違いない、というので、
ほとんど「イ」に近い音にしているつもりなのに伝わらない。。。
だいたい「いえ3つで」と訂正するのですが、先日はなんだか訂正する気力もうせて、
必要もない10個のパンを持ち帰ることに。。。
そして先日。家人と一緒にNespressoにコーヒーのカプセルを買いに行く機会がありました。するとここでも、同じ聞き間違い(もしくは言い間違い)が発生。。。
Nespressoで聞き間違えられたことはなかったので、かなりショック。。。
訂正した後、よく聞き間違えられる話をすると、
お店の人いわく、よくある聞き間違いで、私だけではないとか。。。
お店を出た後、家人に、いくつと聞こえたかと聞くと、
10箱も同じコーヒーを買わないの知っているからなぁ。。。との答え。
ちなみに3(três)の発音は、カタカナで書くと、トレーシュ。
10(dez)の発音は、デーシュ。
「tr」と「d」は、何の役にも立っていないような。。。
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