Os Lusíadas(ウズ・ルジアダス)は、ポルトガルの詩人Camõesが、大航海時代のポルトガルの繁栄を謳った叙事詩です。この叙事詩の生い立ちには、伝説があります。
20代以降半、Camõesは王族のひとりに傷を負わせた罪で、アジアでの奉仕任務を命じられます。その任務の終わり、マカオで役人を務めていたCamõesは、今度は不正を働いた疑いで、インドのゴアに呼びつけられます。ゴアでの裁判からの帰り、彼がのった船はメコン河の河口で、難破してしまいます。海に投げ出されたCamõesは、書きかけのOs Lusíadasの原稿を持って、海岸まで泳いでたどり着いたそうです。
すばらしい詩人魂です。が、このときCamõesは原稿は守りましたが、彼の中国人の恋人は帰らぬ人となりました。 恋人を救おうとして救えなかったのか、原稿の方が大事だったのか、は本人のみが知るところです。
No comments:
Post a Comment