Wednesday, February 24, 2016

Três ou Dez?

ポルトガル語の発音は、日本人には簡単だ、と言われます。 (特に)英語圏の人と比べて、ポルトガル語っぽい音に聞こえるようです。

初心者の頃は、そういっておだてられていい気になってしまいますが、生活していると、そんなことはない、ということを思い知らされることになります。

一番がっくりするのは、単純な「数」が伝わらなかったとき。 私がときどき行くパン屋では、頻繁に発生します。 「XXパンを3つ(três)ください。」と言うと、「10個(dez)?」と聞き返されます。 聞き返される場合はまだいいのですが、10個袋に詰め始めてしまうときもあります。

家人によれば、きっと3(três)のê(閉口音)が開口音になっているに違いない、というので、 ほとんど「イ」に近い音にしているつもりなのに伝わらない。。。 だいたい「いえ3つで」と訂正するのですが、先日はなんだか訂正する気力もうせて、 必要もない10個のパンを持ち帰ることに。。。

そして先日。家人と一緒にNespressoにコーヒーのカプセルを買いに行く機会がありました。するとここでも、同じ聞き間違い(もしくは言い間違い)が発生。。。 Nespressoで聞き間違えられたことはなかったので、かなりショック。。。 訂正した後、よく聞き間違えられる話をすると、 お店の人いわく、よくある聞き間違いで、私だけではないとか。。。

お店を出た後、家人に、いくつと聞こえたかと聞くと、 10箱も同じコーヒーを買わないの知っているからなぁ。。。との答え。 

ちなみに3(três)の発音は、カタカナで書くと、トレーシュ。 10(dez)の発音は、デーシュ。 「tr」と「d」は、何の役にも立っていないような。。。

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